PMSとは?PMSの治療や対策について
PMS:月経前症候群(げっけいまえしょうこうぐん:PMS)とは、生理前に現れるメンタルや身体的不調のことをいいます。
月経前=月経前の3~10日の間に続く精神的、身体的な症状で、月経が始まるとともに症状にも波があるとされています。
PMSについては、最近はテレビやネット等での周知により、PMSは女性特有の不調ということで珍しいものではなくなりましたが、症状の辛さ、きつさは一人ひとり違います。
PMSの一般的な症状は?
一般的なPMSによる症状の多くはコチラの下記の表のような感じです。
症状 | 割合 |
---|---|
だるい・全身に倦怠感がある | 45%超え |
イライラする・怒りっぽくなる | 45%超え |
頭痛 | 38%超え |
肌が荒れる | 37%超え |
なんとなく不安・緊張感がある | 36%超え |
↑上記のように、ある程度の症状が確認されていて、多くの方がさまざまなPMSの症状に悩んでいるとの結果がでています。
PMSのパターン診断チェックリスト
月経前になるとあらわれる精神的・身体的な症状(PMS)をセルフチェックできます。ご自身の状態を一度確認されてみてくださいませ。
PMSのレベルも自己チェックで診断できます。
是非、自己チェック診断でご自分の症状の確認をしておきましょう。
https://www.otsuka.co.jp/pms-lab/check/
PMSチェック | PMS(月経前症候群)ラボ - 大塚製薬
監修:近畿大学東洋医学研究所所長・教授 武田 卓 先生
PMSの辛さを彼氏や夫に説明できる?
PMSは女性特有のものですので、彼氏や夫にはわかりにくいという方が多いですね。
説明しようと思っても伝わりにくいですし、理解してもらえず、更にイライラやウツウツとした感情が募って体調も悪くなってしまいがちとされます。
PMSの辛さを相談したい場合、まずは専門の医師やドクターに話を聞いてもらうことを考えてみてください。
基本的には産婦人科、レディースクリニックが婦人科対応です。ですが、いきなり行っても対応できない場合もあります。
まずはお住まい近くの産婦人科、レディースクリニックで「PMSへの対応ができるか?」「具体的にPMSをどう軽減できるのか?」をお電話などで確認してみるとよいですね。
PMS症状の相談はフェムテック・オンラインが増えています。
テレビCM等では食べ物やサプリでコントロールできるというような宣伝広告もありますが、現実的には医師・ドクターの診断診療を仰いでみるのが精神的にも落ち着くのではないでしょうか?
ただ、なかなかお住まい近くの産婦人科や婦人科、内科等でPMSのことや、ピルの活用等を相談するのは躊躇してしまいがちです。。
周囲の視線もありますし、診察診療した病院やクリニックがPMSやピルに対しての対応がどのようなものかもわからないですからね・・・。避
妊妊やPMSの悩みなどの理由で産婦人科を受診経験者は少ないのが日本の現状です。。
スマホからオンラインで医師や医療に相談もできオンライン診療
ただ、現在では、スマホからオンラインで医師や医療に相談もできるオンライン診療が増えてきています。
もしかしらPMSかも・・・と考えているけど、近くの病院や婦人科に通院するのは面倒だし、時間や手間もかかる・・・という方は是非、スマホひとつでオンライン診療もできます。
これらは女性特有の悩み(生理や妊娠、その他)をオンラインや最新テクノロジーで解決するための「フェムテック」サービスと呼ばれています。
スマホを利用してPMSだけでなく、生理の悩みや避妊対策など、緊急を要したり、相談したくてもなかなか相談しにくいことを解決、対応していく「フェムテック」サービスを活用してみてください。
フェムテックは女性の悩みをオンラインで相談できる技術
フェムテックを活用した、医師やクリニックによるオンライン診療や診察では、PMSの対策、ピル処方(その他の処方も)も可能になります。
※医師免許のあるきちんとした病院やクリニックであることが大前提です。
女性がスポーツやビジネスシーンで多く活躍されている昨今、女性特有の悩みを受け入れてくれる窓口の拡大は急務です。女性特有の悩みで仕事を特別に休める・・・公休扱いになる・・・という風潮はまだまだ日本では少ない状況です。
フェムテックサービスのほとんどはスマホやパソコンのオンライン環境で対応できるサービスですので、仕事や家事で病院やクリニックがオープンしている時間に受診や相談ができないという方に是非活用してほしいサービスですね。
「フェムテックとは」 参照)一般社団法人日本フェムテック協会
https://j-femtech.com/
↑フェムテックについては、こちらに詳しい詳細がございます。