生理日コントロールをしたい方は中用量ピルを検討

 

最近、生理日をコントロールするために医師・ドクターの診察・診断のもと中用量ピルを利用する女性が増えています。

 

高校受験や大学受験、就活時の面接や受験日、大きなイベントや各種発表会、旅行や移動・・・人生において大きなターニングポイントとなる日や「今日でしかダメ」という日に生理日・・・なんてことになり、全てがダメになるのは避けたいという方は多いのです。。

 

そういった意味では女性の生理はほんとに大変ですよね。。
生理・月経・PMS等の都合で大事なイベントをズラすということも考えてはほしいですが・・・。

 

生理日コントロールはピル(中用量ピル)でも可能とされています。

ただ、生理予定日が大事なイベントと重なる場合、医師の処方のもと中用量ピルを利用することでで生理日を移動させることはできる場合があります。
今現在、ピルは産婦人科やレディースクリニック、オンランでの医師・ドクターの診療、処方にも対応しています。

 

もし、生理日をコントロールして、安心して大事なイベントにのぞみたいという方は、信頼できる医師やドクターとの相談や診察で中容量ピルを利用するのもアリだと思います。ただし、当然ながら、医師・ドクターの診察・診療が必要です。

 

絶対に個人の判断のみでピルを生理日コントロール等で適当に服用することはやめましょう。

 

中用量ピルとは?

中用量ピルは、低用量ピルよりも卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が多いお薬です。

 

「生理不順」や、生理の出血量が多い「過多月経」、「月経困難症」などの改善効果が期待でき、治療薬として使われている場合が多いようです。治療以外にも、イベントや旅行などに生理予定日が重なる場合に生理日を移動させるために医師・ドクターの診察のもと利用されているとされています。

 

中用量ピルはいくら?どこで処方(購入)できる?

生理日コントロールを考えている場合、多くの場合は中用量ピルの処方が医師・ドクターの診察のもとすすめられますが、大事な日を前にいきなり中容量ピルの処方をお願いするよりは、事前に医師やドクターに生理日をコントロールする理由だったり、心構えや自分の体調に対する不安を相談しておくことをおすすめします。

 

中容量ピルの場合、全国の平均でチェックしたところ下記のような料金帯です。

 

中用量ピルの処方料金:3,000円~5,000円前後

 

中容量ピルの診察・処方は保険適用外となる場合が多いので、まずは医師・ドクターのいるクリニックや病院、オンライン診療で確認してみてください。
※オンライン診療の場合の初診料、ピル郵送等は別途となります。
※各病院、クリニックによって初診料、再診療にかかわる料金、処方料金は違います。

 

中用量ピルは何歳から服用できる?

世界保健機構(WHO)の定めによると、生理が始まっていればピルの服用は可能とされています。
おおよそ10~12歳くらいから、閉経近く(50歳くらい)まで服用できるお薬とのことで、医師によっては40歳以上になると服用を中止するよう説明される場合もあります。

 

中用量ピルの副作用

また、中容量ピルも薬ですので、メリットとデメリットがあります。

 

事前に医師・ドクターの診察・診断のもとで、デメリットや副作用のことを知識として理解しておくようしておきましょう。

 

中用量ピルは低用量ピルに比べて卵胞ホルモン(エストロゲン)が多く配合されているとされ、副作用がやや出やすい傾向にあると考えられています。

 

さらに、中用量ピルの重大な副作用は「血栓症」とされています。血栓症とは血管の中に血のかたまり(血栓)ができ、 それによって血管がつまってしまう症状をいいます。

 

頭痛、ふらつき、各所の痛みなどが現れた場合は、すすぐに中用量ピルを処方してくれた病院、クリニック等の医師・ドクターに相談や診察をお願いしてください。
血栓症の症状と対策についてはコチラ(血栓症ガイドブック・PDF)をご参照ください。

 

また、中用量ピルだけでなく、ピル全般での副作用としては下記があります。

 

・不正出血
・胸の張り
・むくみ
・体重増加
・吐き気
・頭痛

 

上記の症状を感じたら、すぐに中用量ピルを処方してくれた病院、クリニック等の医師・ドクターに相談や診察をお願いしてください。

 

生理を自力で遅らせる・ずらす方法はあるの?

 

生理・月経の期間を安定的にさせる食べ物や生活習慣は当然ですが、バランスの良い食事と睡眠、適度はストレスコントロール、運動という当たり前といえば、当たり前の習慣です。

 

逆に、生理のコントロールができなくなるようになる原因は乱れた生活習慣、バランスの悪い食事と良質な睡眠不足、ストレスフルな日常、不節制となります。

 

生理をコントロールというのは何度も記載していますが、自力や独自の方法ではなかなか難しいと思われますので、生理を遅らせたい、ずらしたいという場合は、婦人科や専門の医師、ドクターに診察や相談をして、適切にコントロールすることをおすすめいたします。